EWRS総合情報共有局(EGIC)は、令和6年10月31日をもって、「X(旧Twitter)」での運用を終了することを決定いたしました。この決定は、X社が発効する新しい利用規約(令和6年11月15日施行)に同意できないためとなります。詳しい内容は以下で説明させていただきます。
X社が11月15日に施行する新しい利用規約には、以下の3点が含まれていると判断いたしました。
サービス上でまたはサービスを通じてコンテンツを送信、ポスト、または表示することにより、お客様は、現在知られているまたは今後開発されるあらゆるメディアまたは配信方法で、あらゆる目的で、かかるコンテンツを使用、コピー、複製、処理、適応、変更、公開、送信、表示、アップロード、ダウンロード、および配信するための、世界的、非独占的、ロイヤリティフリーのライセンス(再許諾の権利を含む)を当社に付与するものとします。明確にするために記すと、これらの権利には、たとえば、キュレーション、変換、翻訳などが含まれます。このライセンスによって、ユーザーは、当社や他のユーザーに対し、ご自身のポストを世界中で閲覧可能とすることを承認することになります。お客様は、このライセンスに、当社が(i)お客様によって提供されたテキストやその他の情報を分析し、その他の方法で本サービスを提供、促進、改善する権利(生成型か他のタイプかを問わず、当社の機械学習や人工知能モデルへの使用やトレーニングなど)、および(ii)当社のコンテンツ利用規約に従い、サービスにまたはサービスを通じて送信されたコンテンツを他の企業、組織、または個人が利用できるようにする権利(サービスの改善、および他のメディアやサービスでのコンテンツのシンジケーション、放送、配信、リポスト、プロモーション、公開など)が含まれることに同意するものとします。
X . “サービス利用規約” . https://twitter.com/ja/tos (2024-10-17閲覧)
これらの変更は、投稿したコンテンツが意図しない形で利用される可能性がある「見えない権利侵害」を招く恐れがあると考えられます。
私たちだけではなく、私たちがリスペクトしているすべての方々、また、利用しているサービスやその運営者様の権利も同様に影響を受ける懸念があると判断いたしました。
EGICは、「生成AIや他者による権利侵害を許容することはあってはならない」という信念を持って活動しています。Xの新しい利用規約に同意することは、この理念に反するものであり、コンテンツ投稿者の権利を保護できない状況になると判断いたしました。
そのため、令和6年10月31日をもって、「X(旧Twitter)」の運用を終了いたします。
なお、令和6年11月14日までにアカウントは削除されます。
今後も、EGICの活動は他のSNSプラットフォーム(タイッツー・Bluesky)を通じて継続し、皆様に引き続き地震情報や防災情報の発信を行ってまいります。
タイッツー:https://taittsuu.com/users/egic_info
Bluesky:https://bsky.app/profile/ewrs.jp
最後になりますが、日頃より当団体の知災啓発・情報共有活動にご協力いただきありがとうございます。今後とも、迅速に・適切な情報をお届けしてまいりますので、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
本件に関するお問い合わせは support@ewrs.jp までお問い合わせください。