1945年8月15日 終戦から79年

79年前の今日。

1945年8月15日、昭和天皇による「玉音放送」が放送され、日本の最後の戦争が終わり、ポツダム宣言の受諾により、日本は無条件降伏しました。終戦直後、日本は苦しい中、民主主義国家としての道を歩み、その想像を絶する苦労と努力により、今、私たちは平和な世を生きています。

私たちはこの戦争の記憶を、風化させず、永遠に語り継ぐ必要があります。国際社会の一員として、唯一の戦争被爆国として、二度と戦争の惨禍を繰り返さず、平和な未来を受け継ぐ責任を果たしていく必要があります。私たちが作り上げてきた平和を、壊さず、広げなければなりません。これ以上、原爆で、戦争で何かを失うことがあってはならない。

しかし決して、すべての人が平和な世を生きているわけではないという自覚も、これからの社会を生きる私たちには必要でしょう。
繰り返しにはなりますが、原爆投下並びに太平洋戦争により亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、日本を守るために犠牲となられた英霊の皆様に深く感謝し、心からご冥福をお祈りいたします。戦争の惨禍が二度と繰り返されないことを願い、平和への祈りを捧げるとともに、一日本国民として、世界の平和を願い、核兵器を二度と用いられないことを心から願っています。

平和のバトンを、未来を生きる人へ。
2024.8.15
EWRS総合情報共有局(EGIC)

1945年8月9日 長崎市への原爆投下から79年

1945年8月9日 11時02分を最後に
平和を、未来の世界を生きる、すべての人へ。

1945年8月9日午前11時2分、アメリカ軍によって日本の長崎市に原子爆弾「ファットマン」が投下されました。これは、広島市への原子爆弾「リトルボーイ」に続く、二度目の都市に対する核攻撃・実戦使用となりました。この核攻撃により当時の長崎市の人口推定24万人の内、7万人から8万人が被爆から2~4ヶ月以内に死亡したとされています。原爆投下後の入市被爆者も含め約15万人が被爆したとされており、広島に続くこの攻撃は、第二次世界大戦の終結に向けた決定的な瞬間となりました。

11時2分、長崎市の浦上地区の上空約500mで「ファットマン」が炸裂しました。最初の原子爆弾である広島原爆には64キログラムの高濃縮ウランが、長崎原爆には6キログラムのプルトニウムが含まれていたと推定されています。1986年の「長崎原爆の放射線量再評価(DS86)」による検証によれば、爆心地から1キロ圏内には中性子・ガンマ線をあわせ、2グレイから4グレイほどの放射線が降り注ぎました。4グレイの放射線は被爆した人間のおよそ50%を死に至らしめる、非常に強力なものです。爆心地500m圏内では核爆発による閃光と衝撃波がほぼ同時に襲い、爆風によって大半の建築物は一瞬のうちに破壊され、木造建築はそのすべてが全壊しました。鉄骨入りレンガ・モルタル・石造で建てられ、爆心地から約1.5km離れた場所にあった浦上天主堂は爆風と熱線により大きな被害を受けましたが、一部の壁が残っていたため、奇跡の鐘として知られています。

屋外にいた者は大量の熱線と放射線を浴びて即死し、屋内にいた者は家屋の倒壊に巻き込まれ、閉じ込められたまま焼死しました。また、爆心地から約700m付近で脱線して黒焦げとなった状態で発見された被爆電車は、長崎電気軌道1号系統電車で、この電車は、平和公園内に保存されており、被爆電車として公開されています。

原爆の投下が人類にとって核戦争の恐怖とその破壊力を象徴するものとなり、戦争や武力行使の影響を問い直す契機となったことは、よくご存じのことと思います。その後8月15日には終戦を迎えましたが、後遺症などの核兵器による被害は続きました。

原爆投下並びに太平洋戦争により亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、日本を守るために犠牲となられた英霊の皆様に深く感謝し、心からご冥福をお祈りいたします。戦争の惨禍が二度と繰り返されないことを願い、平和への祈りを捧げるとともに、一日本国民として、世界の平和を願い、核兵器を二度と用いられないことを心から願っています。

2024.8.9
EWRS総合情報共有局(EGIC)

画像:写真AC

1945年8月6日 広島市への原爆投下から79年

二度と繰り返さない。
必ず、平和を、未来を生きる人たちへ。

 1945年8月6日午前8時15分、アメリカ軍によって日本の広島市も原子爆弾「リトルボーイ」が投下されました。これは、人類史上初の都市に対する核攻撃・実戦使用となりました。

 この核攻撃により当時の広島市の人口推定35万人の内、9万人から16万6千人が被爆から2~4ヶ月以内に死亡したとされています。原爆投下後の入市被爆者も含め56万人が被爆したとされており、わずか3日後の1945年8月9日には、長崎市へも原子爆弾が投下されました。

 8時16分、広島市細工町の上空約600mで「リトルボーイ」が炸裂しました。広島大学原爆放射線医学研究所の星正治博士による見解によれば、核爆発から100万分の1秒以内に、広島に降り注いだ中性子のおよそ90%が放出されました。

 中性子は屋根瓦や壁などの物質に反応し、ガンマ線を発生させ、1986年の「広島原爆の放射線量再評価(DS86)」による検証によれば、爆心地から1キロ圏内には中性子・ガンマ線をあわせ、4グレイほどの放射線が降り注ぎました。4グレイの放射線は被爆した人間のおよそ50%を死に至らしめる、非常に強力なものです。

 爆心地500m圏内では核爆発による閃光と衝撃波がほぼ同時に襲い、爆風によって大半の建築物は一瞬のうちに破壊され、木造建築はそのすべてが全壊しました。鉄骨入りレンガ・モルタル・石造で建てられた産業奨励館は垂直方向の衝撃波を受け、一部の外壁を残して大破しました。爆心地付近を通過していた広島電鉄の路面電車は、炎上したまま遺骸を乗せ、慣性でしばらく走り続けました。

 爆心地からわずか700m付近で脱線して黒焦げとなった状態で発見された被爆電車はのちに修復され、2023年現在も現役で稼働し平和学習に用いられています。屋外にいた者は大量の熱線と放射線を浴びて即死し、屋内にいた者は家屋の倒壊に巻き込まれ、閉じ込められたまま焼死しました。

 原爆の投下が人類にとって核戦争の恐怖とその破壊力を象徴するものとなり、戦争や武力行使の影響を問い直す契機となったことは、よくご存じのことと思います。その後8月15日には終戦を迎えましたが、後遺症などの核兵器による被害は続きました。

 原爆投下並びに太平洋戦争により亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、日本を守るために犠牲となられた英霊の皆様に深く感謝し、心からご冥福をお祈りいたします。

 戦争の惨禍が二度と繰り返されないことを願い、平和への祈りを捧げるとともに、一日本国民として、世界の平和を願い、核兵器を二度と用いられないことを心から願っております。

2024.8.6
EWRS総合情報共有局(EGIC)

撮影 九州支部長(2024.8.3)

Let’s 自由研究!

  • テーマ1:非常食を選定する
  • テーマ2:普通のお米とアルファ米を比較する
  • テーマ3:地震への危険性と津波への危険性から対策や避難、集合場所を考える
  • テーマ4:大雨・洪水の危険性から対策や避難、集合場所を考える
  • テーマ5:過去に地域で起きた災害からリスクを考える
  • テーマ6:過去に起きた大災害時の問題にフォーカスして、その解決策を考える
  • テーマ7:災害に強いまちをつくる
  • テーマ8:有名な建物の耐震を調べる

テーマ1:非常食を選定する

[用意]非常食数種類とローリングストックで備蓄している料理など

[手順]非常食を実際にいくつか購入し、”調理方法”、”値段”、”賞味期限”、”味”などの自分で決めた評価基準をもとに5段階評価し、点数の合計でランキングを作成する。ランキングには自分独自の評価基準を作ると楽しい。ローリングストックを実施している場合はローリングストックとも比較するとより良い。災害時に使えるインフラ、使えないインフラなどを考えるとより実用的な研究となる。

テーマ2:普通のお米とアルファ米を比較する

[準備]炊飯器などで炊いたご飯、パックのご飯、アルファ米のご飯

[手順]全てのご飯を用意し、見た目、日持ち、味、調理方法などを画像や文章を用いて比較し、レポートにまとめる。最後に自分の感想や災害時にどう役立てたいかまとめる。

テーマ3:地震への危険性と津波への危険性から対策や避難、集合場所を考える

[用意]ハザードマップ、災害の被害想定

[手順]ハザードマップと被害想定、自宅の環境などを比較して周辺地域に危険な場所はないか、自宅はどうなのかなどを比較する。また、それを踏まえて自宅や地域で行うべき防災について考えたり、津波避難ビルや津波避難タワー、一時集合場所、避難場所、避難所の位置をまとめて避難の道筋を考える。

テーマ4:大雨・洪水の危険性から対策や避難、集合場所を考える

[用意]ハザードマップ、避難所などの地図

[手順]ハザードマップを用意し、書き込めるようにする。ハザードマップと自宅の位置を照らし合わせ、自宅や周辺地域はどのような被害が見込まれるかをまとめる。その後、避難所や避難場所、一時集合場所などをマークし、避難経路や家族間の集合場所などを考える。

テーマ5:過去に地域で起きた災害からリスクを考える

[準備]歴史資料、気象庁資料など

[手順]歴史資料などから過去に地域で発生した災害をリストアップし、どのような災害だったのかを調べる。その災害が今起きたらどうなるかを想定して、必要な対策を考える

テーマ6:過去に起きた大災害時の問題にフォーカスして、その解決策を考える

[用意]過去の災害の記録や被災した人々の声など。東京防災を活用するのも手。

[手順]過去の大きな災害の時に、その災害(例:地震)以外の問題が発生していないかを調べ、それがどのようなものかまとめる(例:感染症、デマ情報など)。またそれによって被災地がどのように影響を受けたのか、どのように防ぐことが出来るかを考えてまとめる。

テーマ7:災害に強いまちをつくる

[用意]Minecraft、Cities: Skylinesなどのゲーム

[手順]普段住んでいる街などがどのように災害に備えているのかなどを学び、川、山、崖、海などの位置と避難所や家、道路などの位置を工夫して制作する。どのような災害に備えてどのような対策が必要か、自然の力をどこまで活用するかを考える。Minecraftを使用する場合は、既に存在する村をどのように災害に強くさせるか、という視点でみると楽しいかもしれない。

テーマ8:有名な建物の耐震を調べる

[用意]調べる建物のwebサイトなど

[手順]有名な建物から調べる建物を決めて、耐震性がどのようになっているのかなどを調べる。同じような建物で比較するのもまた良し。例として博物館やタワー、駅などがある。必要に応じて問い合わせるなどするのも良いだろう。

夏の自由研究にお役立てくださいね!

会長の近況報告②(2024.8.6)

 どうも、数日ぶりの近況報告です。こんばんは。会長のKatsu_M.です。
 記事に入る前に、先の戦争により亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、日本を守るために犠牲となられた英霊の皆様に深く感謝し、心からご冥福をお祈りいたします。
 戦争の惨禍が二度と繰り返されないことを願い、平和への祈りを捧げるとともに、一日本国民として、世界の平和を願い、核兵器を二度と用いられないことを心から願います。

EGIC-Radio Meet-Up.知災をやりました

 昨日8月5日、初のMeet-Up.を実施しました。こちらはニコニコ生放送でも同時放送いたしました。お時間の都合が合わなかった方も、ぜひアーカイブでご視聴くださいね。

 個人的にはうまく話せなかったな…と感じています。もうちょっといい話し方ができたな…とは思っていますが、次回にいかしていきたいと思います。

衝撃の事実

 昨日?一昨日?あたりなのですが、まさかの今のロゴ、「information」がスペルミスってるー!!
 一応頼んで作ってもらったものなので、完全に確認不足でしたね…制作側の落ち度ではないと思います。infomationになってましたね…
 次回、新ロゴ作るってなったら気を付けておこうと思っております。

おわり

 今回はこの辺にしておきます。次回またいろいろお話ししましょう。

対応時間中における対応不備について

2024年8月3日午前7時23分ごろにフィリピン諸島で発生したM7.0の地震並びにその地震による津波予報(若干の海面変動)について、当団体の定める情報共有指標を満たしているにも関わらず、一切の情報共有を行っていない、という状況が発生しておりました。

当団体では現在約5名で情報共有を行っており、情報共有量削減、対応時間の短縮等を行っておりますが、対応にこれまでと比較してかなりの時間がかかってしまっているのが現状です。

利用者の皆様には深くお詫びいたします。大変申し訳ございませんでした。 再発防止に取り組んでまいります。

会長の近況報告

 どうも、けーえむです。まじめに言えばKatsu_M.といいます。

 今後多分、ちょくちょく意味不近況報告が入ると思うので、よろしくお願いします。

導入

 さて、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。今日は8月2日!もう8月に入って夏も後半戦・・・かと思いきやまだまだ暑い日々が続きそうですね。
 何なら昨日、北陸と東北南部の梅雨明けが見られたばかりということですし。

 さて、団体内では昨日8月1日は「EGIC-Radio #17」の収録を行いました。楽しかったか、と言えばそれはお答えはできませんが、知識面で言えばかなりのものになったと思います。公開予定日は8月9日です。よろしくお願いします。

 最近は企画を考えるのが結構忙しいですが、ここでラジオ動画ができるまでの道筋を簡単にお伝えしようと思います。

ラジオ動画ができるまで

 ①ある程度の日程を決める
 まずはある程度の日程を決めていきます。とはいえ、月に2回の通常版、1回のMiniとliveの合計4回を実施する関係で、大体週一回なのですが…行事や休業日、過去の出来事などを加味して決めていきます。

 ②担当者を決める
 続いてそのラジオの担当者を決めます。大抵の場合は補欠を含む3~4名を決める形ですね。そのラジオの雰囲気を形作っていきます。

 ③内容を大まかに決める
 エジックトークやエジック防災で何を中心に話していくかをざっくりと決めて、それに合わせて長期計画でエジック防災を作っていきます。エジック防災は結構ストックがありますね。

 ④収録当日までの情報収集・原稿作成・校正
 収録当日までは情報収集を行います。エジックルックバックではできる限り「3週間以内の情報」を心がけていますが、収録日の都合でかなり前の情報が出るということもまれにありますね。ちなみに、直前に原稿の校正を行っています。

 ⑤収録
 実際にエジックラジオを収録します。これは結構、1時間くらいかけてますね笑。結局採用されるのは30分~45分程度になります。実はエジックトークは割と没が多いですね。

 ⑥編集
 音声編集→BGMと合わせる、という作業を行います。この時にラジオのテーマがやっと固まる感じですね。そしてパーソナリティに合わせてBGMをつける。完全にパーソナリティの方向にかかっています。例えば私の奴だと結構事前に決めているのから話題が逸れがちですね。派生を繰り返してこうなります。

 ⑦校正
 今度は動画の校正になります。間違ったことを言っていないか、著しく聞き取れない部分がないか、など修正点を確認し、最終的に監修者がOKを出してやっと公開です。⑤~⑦は割と早く済みますね。

 というわけで、今回は近況報告もといEGIC-Radioができるまでをお伝えしました。

 また次回お会いしましょう。SNSのフォローもよろしくお願いしますね!

新サイトがオープンしました!

 この度、新しいサイトがオープンしました。今後はコチラ「ewrs.jp」のサイトにて、様々なことを発信してまいります。これまで発信していなかった情報についても、今後は「ブログ」を用いてお伝えしていく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。

【代表Katsu_M.より】
 この度は皆様にご迷惑をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます。今後も利便性向上・職員の負担軽減に向けて尽力してまいります。どうぞ今後とも当団体をよろしくお願いいたします。
 なお、今後につきまして、団体としてのお知らせはこちらウェブサイトのブログの方に「プレスリリース」として投稿いたしますので、そちらを合わせてご利用ください。
 現在も一部作成中の点がございますので、その点については作成を続けてまいります。

令和6年7月25日
EWRS総合情報共有局(EGIC) 代表

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