2011.03.11 - 2026.03.11
あの日を伝えよう、
あの日を伝えよう、
あなたといるために。
15年目の、3.11
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わかまる(防災の若葉)
先生、ぼくはまだ生まれていなかったから、あの日のことは教科書やテレビでしか知らないんだ。
大きな地震と、津波が来たってことは知ってる。
でも、「忘れないで」って、大人の人たちが泣いているのを見ると、どうしていいか分からなくなるんだ。
フォリオ先生(記憶の番人)
そうですね。知らないことを、無理に悲しむ必要はありません。
ただ、一つだけ知っておいてほしい言葉があります。
それは、『津波てんでんこ』という言葉です。
わかまる
つなみてんでんこ……?
みんなで一緒に逃げること?
コレクト(知識の結晶)
いいえ、逆です。
「津波が来たら、家族のことも構わずに、てんでばらばらに、一人で高台へ逃げろ」という教えです。
一見、冷徹に聞こえるかもしれません。しかし、これは「お互いが必ず逃げていると信じる」という、究極の信頼の形なのです。
ちさまる
「助けに行かなきゃ」って戻って、波にのまれちゃった人がたくさんいたんだって。
だから、「僕は逃げるから、君も逃げて!」。そう約束しておくことが、一番の優しさなんだよ。