あの日を伝えよう、あなたといるために。 - あと1日。~未来への備忘録~
皆さん、おはようございます。
明日で、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の発生から15年を迎えます。
本日からは、記憶が曖昧な世代の経験談、そして皆さんから寄せられた声と、冷酷な事実についてお届けします。
ぜひ、一瞬でも…耳を傾けてください。
(2005年生まれ・職員による)
震災当時、私は埼玉県に住居を構えていました。埼玉県内では震度5強を観測しており、当時はまだ5歳で、記憶も曖昧ですが、大きな揺れや毎日のように来る余震が怖かったのは、まだ覚えています。
テレビでは毎日のように、地震や津波に関する情報や被災地の中継映像が次々に流れており、画面の右下には、津波警報の発表地域を表示する日本列島がずーっと表示されていたことも鮮明に覚えています。
まだ幼かったこともあり、当時の記憶はそれだけしか残っていませんでしたが、それから数年経って、改めて、地震や津波で被災地が被害に遭う映像を見た時、私は衝撃を受けました。防災に興味を持ち始めたのも、それがきっかけです。
(2010年生まれ・職員による)
ほとんど震災の記憶はありません。学校の防災教育の際には、仙台湾に押し寄せる津波の映像や、「釜石の奇跡」を伝える動画を見る授業があったことを覚えています。今も、高校の授業(「地理総合」)などで軽く取り扱うことはありますが、今はどちらかというと「未来志向」。南海トラフ地震に重点を置いているように思います。
何より、福島第一原発についての話は同世代の間ではほとんど聞きません。原子力、というのは少し難しいもののように感じるのかもしれませんが、これを「風評被害の減少」とも、「教育の縮小」ともとれることが現実です。
(2011年生まれ・職員による)
私は「震災後に生まれた世代」です。小学校や中学校では、防災訓練を通して学ぶことがほとんどでした。少し前の話にはなりますが、震災経験者の方のお話を伺う機会がありました。人と人とのつながりや、命の大切さ。実際に被災された方々からの命のバトンの重みを感じる経験でした。