中学理科から台風について考えてみよう

中学理科から台風について考える

続いて台風10号についておさらい

令和6年の台風10号(サンサン)は、主に2024年8月末に、西日本(近畿・中国・四国・九州)に大きな打撃を与えました。また、台風から離れている関東・甲信越でも大雨が観測されたことも話題になりましたし、東海道新幹線の終日運転見合わせ(NHK)なんかもありました。

屋久島の樹齢3000年の木が折れた(NHK)ことも大きな話題となりましたね。自然の力は強い。

さてそんな台風10号では、鹿児島県内に一時波浪特別警報暴風特別警報といった情報、高潮特別警報土砂災害警戒情報などの警戒レベル4相当情報も多く発表されました。緊急安全確保(警戒レベル5)が多くの地域で発表されていたのも印象的でしたね。

では一体この台風はどのようなものだったのか。

夏の季節風・気圧配置を考えよう

まず夏といえば「南高北低の気圧配置」とよく言われます。これは暖かく湿った空気の塊である。太平洋高気圧(小笠原気団)が特に発達すること、そして冷たく乾燥した空気の塊であるシベリア気団が衰退することが原因にあります。

要は、南から暖かい空気が流れてくる、ということになるはずですよね。ここまではすべて中学2年生で習う知識です。

では、どのように台風が流れてくるのかについて考えていきましょうか。

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EWRS総合情報共有局(EGIC)代表・会長を務める。 福岡県福岡市南区出身、11月23日生まれ。現在は東京都葛飾区在住。 東京都葛飾区(地盤増幅率2.39)で地震監視を実施。EGIC-LIVEは主に日曜担当。 2021年6月より団体の中枢を担い、団体発足当初から団体の総括を行いながらも団体職員として活動。 2024年3月からEGIC-Radioにもパーソナリティとして出演。EGIC-Radioのコーナー「エジック防災」の担当内容は「日常からできる防災」「地震について」「気象について」など。EGICの中ではどちらかというと理系枠。 EGIC-Radioの原稿についても担当しており、特に初期はその傾向が強かった。今も原稿制作・企画や監修を行っている。

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