- テーマ1:非常食を選定する
- テーマ2:普通のお米とアルファ米を比較する
- テーマ3:地震への危険性と津波への危険性から対策や避難、集合場所を考える
- テーマ4:大雨・洪水の危険性から対策や避難、集合場所を考える
- テーマ5:過去に地域で起きた災害からリスクを考える
- テーマ6:過去に起きた大災害時の問題にフォーカスして、その解決策を考える
- テーマ7:災害に強いまちをつくる
- テーマ8:有名な建物の耐震を調べる
テーマ1:非常食を選定する
[用意]非常食数種類とローリングストックで備蓄している料理など
[手順]非常食を実際にいくつか購入し、”調理方法”、”値段”、”賞味期限”、”味”などの自分で決めた評価基準をもとに5段階評価し、点数の合計でランキングを作成する。ランキングには自分独自の評価基準を作ると楽しい。ローリングストックを実施している場合はローリングストックとも比較するとより良い。災害時に使えるインフラ、使えないインフラなどを考えるとより実用的な研究となる。
テーマ2:普通のお米とアルファ米を比較する
[準備]炊飯器などで炊いたご飯、パックのご飯、アルファ米のご飯
[手順]全てのご飯を用意し、見た目、日持ち、味、調理方法などを画像や文章を用いて比較し、レポートにまとめる。最後に自分の感想や災害時にどう役立てたいかまとめる。
テーマ3:地震への危険性と津波への危険性から対策や避難、集合場所を考える
[用意]ハザードマップ、災害の被害想定
[手順]ハザードマップと被害想定、自宅の環境などを比較して周辺地域に危険な場所はないか、自宅はどうなのかなどを比較する。また、それを踏まえて自宅や地域で行うべき防災について考えたり、津波避難ビルや津波避難タワー、一時集合場所、避難場所、避難所の位置をまとめて避難の道筋を考える。
テーマ4:大雨・洪水の危険性から対策や避難、集合場所を考える
[用意]ハザードマップ、避難所などの地図
[手順]ハザードマップを用意し、書き込めるようにする。ハザードマップと自宅の位置を照らし合わせ、自宅や周辺地域はどのような被害が見込まれるかをまとめる。その後、避難所や避難場所、一時集合場所などをマークし、避難経路や家族間の集合場所などを考える。
テーマ5:過去に地域で起きた災害からリスクを考える
[準備]歴史資料、気象庁資料など
[手順]歴史資料などから過去に地域で発生した災害をリストアップし、どのような災害だったのかを調べる。その災害が今起きたらどうなるかを想定して、必要な対策を考える
テーマ6:過去に起きた大災害時の問題にフォーカスして、その解決策を考える
[用意]過去の災害の記録や被災した人々の声など。東京防災を活用するのも手。
[手順]過去の大きな災害の時に、その災害(例:地震)以外の問題が発生していないかを調べ、それがどのようなものかまとめる(例:感染症、デマ情報など)。またそれによって被災地がどのように影響を受けたのか、どのように防ぐことが出来るかを考えてまとめる。
テーマ7:災害に強いまちをつくる
[用意]Minecraft、Cities: Skylinesなどのゲーム
[手順]普段住んでいる街などがどのように災害に備えているのかなどを学び、川、山、崖、海などの位置と避難所や家、道路などの位置を工夫して制作する。どのような災害に備えてどのような対策が必要か、自然の力をどこまで活用するかを考える。Minecraftを使用する場合は、既に存在する村をどのように災害に強くさせるか、という視点でみると楽しいかもしれない。
テーマ8:有名な建物の耐震を調べる
[用意]調べる建物のwebサイトなど
[手順]有名な建物から調べる建物を決めて、耐震性がどのようになっているのかなどを調べる。同じような建物で比較するのもまた良し。例として博物館やタワー、駅などがある。必要に応じて問い合わせるなどするのも良いだろう。
夏の自由研究にお役立てくださいね!